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マッケンジー法




マッケンジー法という治療方法をご存知でしょうか。ニュージーランドにおいて、理学療法士であるロビンA.マッケンジー氏 によって考案された、腰部の伸展をメインとするエクササイズの方法です。

これは、従来まで腰痛に対して、「禁忌」とされていた「腰を反る方向へ稼働させる体操方法」となっています。その効果が認められ、現在では非常に多くの整形外科や整体院で指導されています。

特に、椎間板ヘルニアを含む、椎間板損傷に起因する腰痛の治療や姿勢不良、関節機能不全による慢性的な腰痛治療に効果が認められる運動療法となっています。

これは、本来腰部における運動療法なのですが、腰部同様にヘルニアを発症する首においても効果を発揮することが分かって来ました。首で発症するヘルニアは、頚椎に椎骨と呼ばれる骨が7個存在し、それが重なることで構成されています。

第1頚椎は環椎、第2頚椎は軸椎と呼ばれており、それらの形状は第3頚椎以下とは異なっています。椎間板は第2頚椎の軸椎以下に存在します。椎間板は重なっている骨と骨の境目である椎骨間で、そこに加わる衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。

頚椎ヘルニアは、このクッションが破れ、椎間板・線維輪に亀裂が入ることで、内部に存在する髄核が飛び出した状態を指します。

このような椎間板の機能の異常は、頚部痛などの痛みを引き起こし、外部に飛び出た髄核は、脊髄や神経根というような、非常に重要となる神経組織を圧迫することになり、手足のしびれから、痛み・運動麻痺まで、実に様々な神経症状を引き起こします。

これは、頚椎ヘルニアであっても、腰で発症するものとほぼ同様のメカニズムであるため、マッケンジー法が効果を発揮するのです。頚椎ヘルニアでも、腰と同様に首を反らす方向に運動を行っていきます。

もし、頚椎ヘルニアでお悩みなのであれば一度試してみる価値はあるかと思います。しかし、少しでも痛みや違和感を感じたなら直ぐに中止して専門医に相談することをお薦めしたいと思います。

頚椎ヘルニアを改善する中川式治療法