原因について




「頚椎椎間板ヘルニア」とは、首で発症する疾患で、痛みや手足のしびれ、身体の麻痺などの症状を伴うものです。では、この頚椎椎間板ヘルニアの原因は、どのようなものがあるのでしょうか。

確実にこれが頚椎椎間板ヘルニアの原因だと決め付けることはなかなか難しいと言えますが、交通事故などの外傷性によるものに関しては、はっきりとした頚椎椎間板ヘルニアの原因になります。

交通事故は年々減少傾向にはありますが、それでも年間70万件~80万件あると言われています。その中でも特に多いのは運転者の居眠りや脇見運転による、追突事故です。

追突事故は信号待ちや渋滞中に発生することが多く、ドライバーが油断している時によく起きます。逆に油断している時に起きるということは、無防備の状態で衝撃を受けやすく、追突事故により頚椎椎間板ヘルニアになってしまう方は多くいます。

また、頚椎椎間板ヘルニアは一つの要因で起きるというわけではなく、加齢やスポーツなどによる運動負荷、生まれついての先天的な要因など、様々なことが影響して発症します。

そのため、頚椎椎間板ヘルニアの明確な原因の特定は難しいと言えます。例外として、外部から物理的な衝撃が加わった場合など、外傷に伴う場合はその限りではありません。先程少しお話した、交通事故などがよくある例として挙げられます。

頚椎は、7個の椎骨と呼ばれる骨が積み重なることで構成されています。上部から順に、第1頚椎は環椎、第2頚椎は軸椎と呼ばれています。この2つは、第3頚椎より下部とは形状が全く異なっています。また、椎間板が存在するのは第2頚椎より下部となっています。

この椎間板は、椎骨間での衝撃を吸収するクッションのような役割を担っています。そのクッションの表面が破れ、線維輪に亀裂が生じることで、内部の髄核が外部に露出した状態が椎間板ヘルニアと呼ばれます。

椎間板機能に異常が生じると、頚部痛などが引き起こされます。また、外部に飛び出した髄核は、頚椎の内部を走っている脊髄や神経根といった重要な神経組織を圧迫・刺激します。

その結果として、手足のしびれや痛み、または運動麻痺など、様々な神経症状を引き起こします。このように頚椎椎間板ヘルニアは直接的な原因を明確にすることは困難ですが、頚椎椎間板ヘルニア症状の発症については解明されている部分が多いので、適切な頚椎椎間板ヘルニア治療が行われているのです。

また、治療として主に用いられているのが、保存療法と運動療法です。保存療法では様々な薬を服用することにより、痛み、痺れを軽減させていきます。

運動療法では首周りのストレッチや筋力トレーニングが行われます。首周りを支えている筋力をアップすることが出来れば、治療にとても効果的に働きます。ですので、痛みがあまりないのであれば、積極的に首周りの筋力を強化することをお薦め致します。

頚椎ヘルニアを改善する中川式治療法