めまいについて




頚椎同士の間にはクッションのように、衝撃を吸収する役目を果たしている椎間板と呼ばれるものがあります。

頚椎椎間板ヘルニアは、この椎間板の表面が破れ、髄核が外部に露出した状態を指します。外部に露出した髄核が、骨髄や神経根を圧迫することで、手足のしびれや、痛み、ひどい場合には麻痺などの症状が発生することがあります。

また、頚椎椎間板ヘルニアによって「めまい」が発生することがよくあります。まず、発生のメカニズムについてですが、めまいは脳に必要な血液が供給されなくなった場合に発生します。

先にも述べました通り、頚椎椎間板ヘルニアは椎間板の表面が破れ、髄核が外部に露出した状態となり、外部に露出した髄核が、骨髄や神経根を圧迫することで発生します。

そのときに、頚椎の端を通っている椎骨動脈を圧迫することがあります。そうなった場合、脳幹や小脳に向かって行く血液の流れが圧迫によって阻害されることとなってしまい、内耳神経に酸素と栄養を供給している血管に血流障害が発生してしまうことになります。

これらが原因となって、めまいや耳鳴り、悪い場合ですと難聴を招く可能性もあります。この場合、放置すると慢性的に脳が血液不足の状態となり、集中力が持たないなどの問題を発生させる恐れもあります。

これらを解消するのにお薦めのストレッチがあります。やり方は簡単です。首を左右に倒すストレッチなのですが、首を倒す方向とは逆に腕を伸ばすことがポイントです。

文章でお伝えするのは少し分かりづらいかもしれませんので、分かるようにご説明します。まず、首を左手で左に倒していきます。そうすると、右の首筋が伸びると思います。その場合、反対の右手は誰かに引っ張ってもらっているイメージで、首とは反対方向に腕を伸ばしていきます。

つまり、首をストレッチする側と腕は反対側に作用させるということです。何故、このようなことをするかというと、首筋には脳に血流を送るための大動脈があります。その大動脈の血流をより良く促すために、首筋を目一杯伸ばすために行うのです。

このストレッチを左右2セット、各30秒ずつ行うだけで、脳の血液不足が解消されますので、めまいや耳鳴りなどの症状が緩和されます。お薦めの方法ですので、ぜひ実践されてみてください。

また、頚椎椎間板ヘルニアは、肩こりなど似た症状を発生させるものも多くあるため、判別の付け方が非常に難しい疾患となっています。

特に、頚椎椎間板ヘルニアは40~50代に発症しやすいと考えられているため、自分で四十肩や五十肩であると判断してしまうケースが多いなど、そもそも病院にかかることもしないというケースが少なくないため、さらに頚椎椎間板ヘルニアの判別を難しくしています。

長期に渡って、頚椎椎間板ヘルニアの症状が続く場合には、一度、病院で診察を受け、頚椎椎間板ヘルニアかどうかを確認し、頚椎椎間板ヘルニアであれば頚椎椎間板ヘルニアに合った適切な治療を受けることをお薦め致します。

頚椎ヘルニアを改善する中川式治療法