予防について




頚椎椎間板ヘルニアと言えば、有名な疾患であるため、一度は耳にしたことがあるかと思います。そして、椎間板は椎骨の間の衝撃を吸収するための、クッションのような役割を担っています。

そのクッションの表面が破れてしまい、椎間板・線維輪に亀裂が生じることで内側にあった髄核が外部に飛び出した状態が椎間板ヘルニアと呼ばれます。

椎間板機能に異常が生じると、頚部痛などが引き起こされます。また、外部に飛び出した髄核は、頚椎の内部を走っている脊髄や神経根といった重要な神経組織を圧迫・刺激します。

その結果として、手足のしびれや痛み、または運動麻痺など、頚椎椎間板ヘルニアの特徴である、様々な神経症状を引き起こします。この頚椎椎間板ヘルニアの予防を行うためには、その原因について深く理解していかなければなりません。

しかし、頚椎椎間板ヘルニアは何か一つだけの原因で発症するというわけではなく、例えば加齢であったり、スポーツなどによる運動負荷であったり、生まれついての先天的な要因であったりなど、様々な要因が影響して発症します。

そのため、頚椎椎間板ヘルニアは明確な原因の特定がとても難しいのです。そのため、強いて頚椎椎間板ヘルニアの予防策を挙げるとすれば、頚椎に負担をかけない、ということに尽きることになります。

スポーツで言えば、サッカーやラグビーなど、首を使った激しいスポーツをしている人であれば、スポーツをしてない人に比べて、頚椎椎間板ヘルニアを発症する率は高くなります。

また毎日、首に負担をかける仕事をしている人もこれに当てはまると思います。同じ姿勢での長時間のデスクワークなどが考えられます。

実は首は動かしている時よりも、動かさない方が負荷がかかっています。これは首にかかる縦のストレスと良く言われますが、人は起きている間ずっと頭の重さを首で支えなくてはなりません。

人によって頭の重さは様々ですが、およそ体重の5%程度と言われており、70キロある成人男性なら頭の重さはおよそ3.5キロになります。この重さを起きている間、首は負担し続けるのです。

これだけでも、相当な負担がかかっていることが分かると思いますが、長時間のデスクワークなどをすれば、その負荷は何倍にもなってきます。ですので、2時間に一度位は血行を良くするためにストレッチなどをするように心がけることが必要です。

このように少し気を使うだけで、頚椎にかかる負担を軽減し頚椎椎間板ヘルニアを予防することができますので、日々の生活で負荷がかかっていると感じている方は、実践されることをお薦めしたいと思います。

頚椎ヘルニアを改善する中川式治療法