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外傷性頚椎椎間板ヘルニアについて




椎間板は椎骨の間で衝撃を吸収するクッションのような役割を持っていますが、そのクッションが破れ、内部の髄核と呼ばれる部位が外部に露出した状態を椎間板ヘルニアと呼びます。

頚椎は外傷性の衝撃に非常に弱いため、少しの衝撃でも簡単に髄核が飛び出してしまうことがあります。また、発症原因は人によって様々で、原因は「これだ」と決め付けることが難しいと言われています

頚椎椎間板ヘルニアは一つだけの原因で起きるというわけではなく、様々な要因が重なって起きる場合がほとんどです。例えば、加齢による骨の強度の低下、スポーツなどによる運動負荷、生まれついての先天的な要因など、このようなことが考えられます。

そのため、明確な原因の特定は難しいと言えるのです。しかし、例外として、頚椎に外部から物理的な衝撃が加わった場合など、外傷に伴う場合は、特定が可能な場合があります。

外部からの衝撃が加わった場合、「外傷性頚椎椎間板ヘルニア」と診断されます。外傷を伴う場合、スポーツによる事故や交通事故などが多く挙げれます。

スポーツによる事故は、首に負担のかかるスポーツをされている方が多く、ラグビー、サッカー、柔道、レスリングなどをされている方が、頚椎椎間板ヘルニア症状を発症しやすい傾向にあります。

また、交通事故などで一番多いのは、やはり「おかま事故」です。おかまとは信号待ちなどをしている時に、後ろから追突される事故のことを言います。

気を抜いている時に、急に後ろから追突されると、見た目以上の衝撃が首にかかり、時速20キロ程度の追突でも、外傷性の頚椎椎間板ヘルニアになってしまう方もいます。

しかし、これの原因としては、その衝撃で頚椎椎間板ヘルニアを発症した場合、もともと外的衝撃が加わる以前からヘルニアがあり、そこに衝撃が加わることで筋肉の微小損傷が生じた場合なども考えられます。

しかし、この2つの可能性に絞り込むことは出来るものの、事前にMRIでも撮っていなければ、いつヘルニアが発症したかを知るすべがないというのも確かです。

また、画像上では頚椎椎間板ヘルニアを発症していたとしても、痛みやしびれが出ない人もいます。これは、スポーツ選手に良く見られるのですが、痛みが出ない理由として、一般の方よりも首周りに、しっかりと筋力がついていることが挙げられます。

頚椎椎間板ヘルニアは筋力がしっかりとしていれば、画像診断上は神経を圧迫していたとしても、自覚症状が出ないことがほとんどです。ですので、頚椎椎間板ヘルニアを根本から改善するのであれば、首周りの筋力強化は必須になってくるのです。

ですが、頚椎椎間板ヘルニアは恐ろしい病気です。油断して症状が酷くなると、お箸を持てなかったり、ボタンを止めることも出来なくなってしまいます。

このような重症な症状になると、日常生活を送ることもままならなくなりますので、少しでも頚椎に違和感を感じたら、1日も早く診断を受け、治療をすることをお薦め致します。

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