運動障害について




頚椎ヘルニアは神経の圧迫によって、運動障害や麻痺などが起こる可能性があります。背骨の中を通っている脊髄と、そこから枝分かれする末梢の神経への根元、つまり神経根が、飛び出したヘルニアによって圧迫を受けると、麻痺が起こります。

また頚椎ヘルニアのほか、頚椎症、後縦靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、坐骨神経痛などでもこの神経が圧迫を受けます。

例えば食事の時に箸をうまく使えなくなった、衣服のボタンをかける動作が鈍い、財布から小銭を取り出すのが億劫、パソコンのキーボードのキーをよく間違えるようになった、などの場合は、手の指に麻痺が進んでいます。

またこれを巧緻運動障害と言います。特に1日に一回程度の準備作業であればまだしも、キーボード操作やペンでの作文などに支障が起こると状態もやっかいです。

肩を献上したり、肘を曲げるなどの場合に力を入れないと達成できない、また握力が弱まっているのがわかる、などという場合は筋力低下の症状が起こっています。

特にスポーツ選手の場合は、腕が極端に細くなってしまう場合も多く、そのままだとスポーツへの復帰も徐々に遠のいてきます。そのような場合、できるだけ早期に頚椎ヘルニアの神経症状を緩和させることが大切です。

また歩く時に足が突っ張ってしまってうまく歩けない、走ることはできても不安定なままでよろけてしまうことがある、など、日常的な動作に鈍さが現れているのを運動麻痺と言います。

これらのうちで歩行がまったくできなくなったり、排尿や排便もスムーズでない、尿漏ればかりでなく失禁することがある、などという場合は特に頚椎ヘルニア症状が進行しています。その場合、手術を決断する例も多い段階です。

頚椎ヘルニアの治療は一昼一夜ではなされません。特に神経症状は軽く見ないで、できるだけ早期に改善するためにも、すぐに病院で適切な処置を受けることが大切です。

麻痺は神経症状の中でも末期の症状とも言えますので、そこまで発展しないように効果的に治療を進めることが大切になってきます。

頚椎ヘルニアを改善する中川式治療法